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府中市美術館「純粋なる形象」展

府中市美術館「純粋なる形象」展_a0122098_13285153.jpg

住んでいる府中市の美術館に昨日、子供と一緒にいきました。
展覧会のタイトルは「純粋なる形象」です。

何の展覧会か、わかりますか?

「ドイツの伝統に育まれた、機能に忠実であろうとするデザイン精神」その継承者でデザイナーである「ディーター・ラムス」の仕事を、見て、学習する展覧会です。
わかりやすくに言うと、家電メーカー「BRAUN」のデザインを、見る展覧会です。

古くて新しいデザイン。
その仕事は、IPodなどのシンプルで使いやすく、美しいデザインにつながる。
とても、好きなデザイン。
いくら見ていても、僕は飽きませんが、子供には・・・。

せっかく良いデザインの展覧会ですが、箱もの的な展示で
全然、楽しくありません。
品々が骨董品のように、ガラス越しにみても・・・。
デザインがわからない、難しいと思っている人達に、
良いきっかけになる展覧会にしてほしかったと思いました。
「デザインは、外に飛び出し、楽しい物であってほしい」

展覧会で流していた音楽の機材は、「BOSE」でした。
あれだけ、「BRAUN」の機材があるのに・・・。

工業製品は、使えてこそ。
しかし、触れない、動かない、光らない。
この展覧会のデザインを中心に、ワークショップをたくさん出来ると思うけど・・・。
デザインをたくさんの人にわかってほしいと思う。
小学生の授業にも組み込まれていない。
もっと、視線を下げて、人に近づいてほしい。
だって、税金を使っている市の美術館ですから・・・。

まずはタイトルを直したい・・・。
金沢市21世紀美術館だったらどんな風にするのかな。
府中市も頑張ってほしい。
by sato-sigenori | 2009-06-22 14:26 | 日々 | Comments(0)
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